祇王子
GIOJI

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2009年紅葉

2009年11月18日 午後3時頃撮影




2007年紅葉
 2007年12月5日撮影
京の奥嵯峨にある「祗王子」は大覚寺の塔頭であり、小倉山麓、竹と楓に囲まれた小さな尼寺です。
苔の庭一面に春は桜・秋はもみじが散る風景は美しく、五月の新緑の頃には若竹と苔の緑に爽やかな風を感じます。
拝観料…300円

都に聞こえた白拍子の上手「祗王」は平清盛のご寵愛を一身に受けていました。
そこに仏御前という白拍子の上手が現れ清盛はたちまち心を動かして仏御前に心を移しました。
祗王姉妹(祗王21歳、祗女19歳)と母刀自(45歳)の三人は髪を剃って尼となり嵯峨の山里
今の祗王寺の地に世を捨て、仏門にはいります。その後、祗王の不幸に無常を感じ仏御前も
剃髪して尼となり4人一緒に仏門に励み往生の本懐を遂げました。

悲しい物語を思い浮かばせる祗王寺は夕暮れ時が良く似合い、もみじの赤みが増ししっとりと深い味わいです。

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